「れぷれ」は何するところ?

 アートセラピー☆ルーム れぷれは、アートセラピストが始めた絵画教室です。
 子どもが通う教室としてはもちろんのこと、大人も体験できるメニューをご用意しております。
 老若男女問わず、自分を表現する喜びと、自分を知って癒される体験をサポートしたいという願いで教室を開きました。
 一般的な絵画教室は、絵の構図や描き方の指導をされますが、「れぷれ」は高度な技術指導はしません。「れぷれ」では、本来のその子が持っている才能で、のびのびと表現できるよう、技術と精神的なサポートをしています。それは、自分の表現を尊重させることに重点をおいているからです。

 誰でも体の不調なら気づきやすいのですが、心の不調となると無関心になりがちです。毎日悩みやストレスに耐えながら過ごしている人は増加しているといわれ、それは大人も子どもも同様に感じています。
 慌ただしさに加え、同調が優先される現代社会では、自分が思ったり感じたりしたことを、素直に出せる場所が多くはありません。人間関係の希薄さや、失敗の許されない風潮のなかで、思うように立ち直れない辛いときもあります。

 特に子どもを取り巻く環境は近年大きく変化し続け、ストレスを抱えやすくなっています。
 それに伴い、母親の育児をめぐる小さな不安もよく聞かれます。
「園や学校の集団行動についていけているのだろうか?」
「学校や友人関係に対応できているのだろうか?」
「なんだか学校が楽しくなさそう…」
 普段の生活を送るなかでも、学校へ行くのを渋る、不安がる、情緒不安定、親にべったりして離れない等、親には少し気になる症状があるかもしれません。
 そのたびに「なんでだろう?」、「何かあったらどうしよう?」、「私の育て方で次第で、どうかなってしまうのではないか?」という心配が、ちょっとだけ顔を出したりします。親であれば当然の反応ですよね。不安はつきものですが、子育ては回答のない無償の行為です。もっとサポートを求めてもいいんじゃないかな、と私は思うのです。解決力を一緒に引き出しませんか?

 子どもは自分の心の変調をうまく言葉にして伝えることができません。どんな子どもだって、心が傷つき、疲れることがあります。
 そんなストレスを、絵や色彩が持つ浄化作用でこまめに緩和するのがアートセラピーです。
 評価は一切関係なく、ありのままに表現することを大切に、その子の持っているものを表現させてあげることに焦点を当てています。(ストレスの緩和とリフレッシュ)
 さらに、表現を認められることで自信がつき、「私は私でいいんだ!」(自己肯定感)という気持ちを自分のものにしていけるようフォローしていきたいと思っています。

 「あぁ、こんな絵を自分が描いたんだ!こんな絵が描けるんだ!」と自分の絵に興味と自信を持ち、自分の世界を見出し、本来持っていたその子の才能や能力に行きついていく。
 そのために「れぷれ」は、誰もが抱くモヤモヤ、イライラした気持ちをリセットできる「自分を出せる、場所のひとつ」であることを目指しています。

Q1. 絵を描けといわれても、描けません。 
A. 丸、三角、四角は描けるのではないでしょうか?それだけ描けるのであれば大丈夫です。
上手に描く必要はないので、「これは犬です」と説明するような感覚でOKです。
「描くものが思いつかない」のであれば、お題を講師から出すこともします。皆が同じテーマ
で描くこともありますが、ひとつとして同じ絵にはなりません。人と比べられ、評価されたり
しないため、のびのび、イキイキと表現する自由を味わえますよ。

Q2. 絵からなにかわかるのですか?
A. 最初にお断りしておきますが、どんな絵からも、その人の全てがなんでもわかる、とはいきま
せん。絵を心理的に読み解くには、求めるものに準ずる技法やアプローチの仕方も異なります。
講師との信頼関係も必要になってきます。
 お子さんとは、ある程度の関係性があると、より自由な表現を引き出しやすくなります。コミ
ュニケーションがとれ、お互いに信頼関係ができたときに、素直な心のメッセージを受け取れ
ます。その時々の感情や体調が現れやすいのが特徴ですが、そこでストレス発散をすることに
よって、こころの安定を調整できるようです。
 大人の場合は、技法を使った読み解きになります。それによって、本質的な性格だとか、人
との相性、今抱えている問題の解決策を導くヒント、心のクセ(考え方のパターン)等が読み取
れることがあります。

 Q3. 絵を描いて自分の内面を知ったところで、どうすればいいのですか?
A. お子さんに関しては、手法を技術的に用いるのではなく、絵を描くなかで癒され、関係性のな
かでセラピーがおこってくるという捉え方をしています。その子のエネルギーレベルによって、
描画のプロセスで元気になったり自信を持ったり、ストレス発散だったりができます。それが
しやすいようにお手伝いするわけですが、本人に自分の状態がどうだ、ということは伝えませ
ん。必要に応じて保護者にお伝えすることはあります。
 大人の場合は、自分の心のクセや課題に気づき、自らが抱えている問題を解決するための手段にもなり得ます。自分の内面(作品)と対話することで、自分の本当の感情に気づいていく。次のステップを考える新たな判断材料となるのです。もちろん、ストレスやフラストレーションの
解消のみでも十分なカタルシス(心の浄化)の体験です。本人が望むのであれば、無理に内面を伝えることはしません。

 絵は楽しむもの。決して堅苦しいものではないですし、気軽に体験してほしいのです。