プロフィール

アートセラピスト tomo
富山県富山市出身、在住
現在、夫・高校生の長女・中学生の長男の4人家族

色彩検定2級、現在は児童発達支援士を勉強中

アートセラピストとパートのWワーク中。今まで経験してきた職種は7つ。現在の仕事とセラピストを含めると9つになります。
人生のステージが変わる度に、雇用形態もアルバイト・正社員・契約社員・専業主婦・パートと様々な分野の世界を見てきました。その間、必要性が生じて取得した資格は16になりました。
これらの経験はアートセラピストをしていくうえで決して無駄ではなく、クライアントさまを理解する手助けになるという自信につながっています。
私も経験しましたが、今の子育て世代の母親が背負う、家事・子育て・仕事の多忙さは精神的にも影響せざるを得ません。母親の精神状態は、少なからずお子さんにも影響するのではと私は考えています。実体験ではありますが、自身の予定が詰まっている時に限って子どもが体調を崩すなど、「母親あるある」なのではないでしょうか。
逆に言うと、お子さんのこころの不調も母親の情緒にダイレクトに影響しますよね。
私は母と子の心象は密接につながっており、母親の心の安定には子どものストレスケアが必要なこともあると考えています。しかしながら、子どもは自分の気持ちをうまく言葉にして伝えることができません。そこで、絵を描くことでこころの状態が見えてくるアートセラピーの出番なのです。

私は幼い頃から絵を描くのが大好きで、どんな形であれ、絵に携わる仕事をしたいと思っていました。
漫画家を夢見て作品を投稿し続け、少額ですが賞金をいただいたこともありましたが、その後は仕事との平行で体調を崩し開花せず…。出産後は子育てと家事に追われ、夢はおろか自分の時間すら全く持てない毎日になってしまいました。
更に仕事も始めると、ひたすら事務的に家事や子育ての毎日のタスクをこなすだけ…。余裕のない自分に嫌気がさしてくるのも遅くはありませんでした。

母親の不調は子どもの不調につながるというのは、正に私の実体験です。核家族が増加する世の中で、このような悩みを一人で抱えている母親は私だけではないのでは?と疑問を持ったとき、母子のメンタルケアに興味が湧きました。
自分がもともと好きだった「絵を描く」ことで、メンタルケアにつながるアートセラピーに出会うことができ、日本で初めて絵画療法士の講座を開講された加藤るり子先生の下で学びました。
「オーロラ アートセラピスト」「オーロラ テクニカルアートセラピスト」の資格取得後、もっと地元でアートセラピーを広げていきたいと思い、こども絵画教室を立ち上げたのです。

その後、子どもと家族のためのメンタルケアに特化した「オーロラ メンタルアートセラピスト」の資格を取得。それぞれのライフステージに現れる成長のテーマについて学び、乗り越えるべき課題への対応や、危機を予防するアートセラピー技術を習得しました。
現在はこども絵画教室を軸に親子のメンタルケアや、大人のためのストレスケアとしてアートセラピーを提供すべく活動する毎日を送っています。